カンチレバー技術研究会は、1995年(平成7年)5月に「ディビダーク協会」と「FCC協会」のプレストレストコンクリート張出し架設工法の分野が団結し、在来以上の技術の追求と普及を目的として発足、活動してまいりました。
カンチレバー工法によるプレストレストコンクリート橋の実績も、1958年神奈川県での嵐山橋を皮切りに、海外での実績も含め2016年7月現在およそ2,700橋となりました。この間、プレストレストコンクリート橋の分野では続々と新構造・新工法の技術導入が図られ、本カンチレバー工法も日々改良を加えてまいりました。
活動の一環として、実績を通して蓄積された技術を集約し、各方面からのご要望に答えるべく「Q&A」、「技術資料」の編纂、改訂もいたしました。
カンチレバー技術研究会は、今後ともカンチレバー工法が数多く採用されますよう努力してまいりますとともに、プレストレストコンクリート技術の益々の発展に寄与してまいります所存ですので、皆様の更なるご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。