Answer
プレキャストセグメントのカンチレバー架設には、以下の二つの工法があります。
- エレクションガーダー(トラス)架設工法
架橋地点までのセグメントの運搬が困難な地形で、既架設部分の橋面上を利用してセグメントを運搬する場合に採用される工法です。1径間のカンチレバー架設後、エレクションガーダー(トラス)を次の径間へ移動し、架設を行います。
写真3 エレクションガーダー(トラス)架設 - エレクションノーズ架設工法
既架設セグメントにエレクションノーズ(架設作業車)を設置してセグメントを架設した後、ノーズを前方に移動して順次カンチレバー架設を行います。この工法は、架設地点までセグメントの運搬が可能な場合に採用できます。
写真4 エレクションノーズ架設