Answer
全体工程は、工事規模、稼動させる移動作業車の台数等によって変わりますが、個々の工種の標準所要日数は、国土交通省土木工事積算基準に示されていますので、図29に示す工種毎の所要日数を総計して、全体工程を算出します。
図29 標準工程フロー
なお、一般にカンチレバー架設される橋梁の全体工程表(図30)は、作業の流れが分かり易いように作成します。
柱頭部の施工で桁高が高い場合には、標準の84日に加えて別途、加算日数を考慮する必要があります。また、移動作業車を転用する場合は、場内運搬に要する期間も考慮する必要があります。
図30 一般型2主桁タイプ(移動作業車2基転用)の事例